私の1968年
私の1968年 / 感想・レビュー
風に吹かれて
2018年刊。1968年頃に総合雑誌などに掲載された文章を収める。羽田闘争に関わる報道における新聞への異論、1968年5月のパリ革命、アルジェリアで植民地解放運動に関わったファノンのこと、そして金嬉老裁判への参加。 政治やマスコミへの歯に着せぬ言論活動、のみならず、主体的に関わる行動力。プルースト『失われた時を求めて』を鈴木道彦訳で読まなかったら、こういった鈴木道彦の言論&活動を知ることはなかっただろう。➡
2020/03/18
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