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哲学はなぜ役に立つのか?

哲学はなぜ役に立つのか?

哲学はなぜ役に立つのか?

作家
萱野稔人
出版社
サイゾー
発売日
2015-08-20
ISBN
9784904209776
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哲学はなぜ役に立つのか? / 感想・レビュー

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壱萬参仟縁

哲学は概念をつかって考えること。概念をつかって考えることこそ、哲学の本質(10頁)。ものごとを概念的にとらえることをめざす知的実践(19頁)。法律にもとづくという点こそ、国家権力の一番の特徴(35頁)。各講義の副読本が紹介されているので、参考にするとよい。

2016/04/28

masabi

【要旨】時事問題を哲学する。【感想】哲学とは概念を使って考えること。この知的営みはあらゆるものに使えるから哲学は役に立つというのが表題の意味だ。独特な切り口の考察や一面的なものもあり、20テーマも扱うよりはテーマを絞ったほうが良かったのではないかとも思う。副読本の紹介があるのでそちらも読みたい。

2016/12/29

小鈴

サイゾーの連載をリライト。哲学とは、ものごとをとらえるために概念的に考えたり、概念を練り上げたり、新たに概念を創出したりする知的営みのこと(これ哲学に限らずですよね)。初学者のためというより社会にもまれた読者を引き込むために時事問題から「人を殺してはいけない」問いまでの20講を手短だけど鋭くまとめる。アメリカの経済学者のようなクリアな文体は個人的には好きだけど、小難しい修飾された文体を好む人文系には好かれないかもしれない。

2015/10/14

masabi

【要旨】時事問題を哲学する。【感想】道具としての哲学、哲学者が現実の問題をいかに 見ているかがわかる。基本的にはなぜ?と問うことから始まり、哲学書の概念を通して時事問題を論じていく。ドル基軸体制と石油との関係は目から鱗だった。

2017/07/23

mintia

世界で起こっている問題について勉強になりました。ただ、哲学がなぜ役に立つのかは分からなかった。

2018/03/03

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