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不思議というには地味な話

不思議というには地味な話

不思議というには地味な話

作家
近藤聡乃
出版社
ナナロク社
発売日
2012-06-06
ISBN
9784904292259
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不思議というには地味な話 / 感想・レビュー

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ぶんこ

「ニューヨークで考え中」を読んで興味を持ち、この本も読んでみました。とりとめのないエッセイなのですが、「あるある」と思いながら読んでいて、ふと気付くと「ふしぎ」と思う部分が多かったです。著者の頭の中をみてみたい。そう思わせるふしぎさんな近藤さん。エッセイを読んでいるとニューヨーク一人暮らしな感じなのですが、最後の漫画では小さな女の子が登場。この子はお子さん?自分の幼い頃?「きやきや」するふしぎ感溢れる著者に興味津々。面白かったです。

2018/09/11

Vakira

近藤聡乃さんのエッセイ本。ノスタルジー。現在はニューヨーク在住に付き、郷愁と懐古。子供のころの不思議。記憶の曖昧さ、当時の考え方の頑固さ故今思うと不思議となる。子供の頃は誰もが個性的で考え方も面白い。しかし大人になると面白さはあるあるで意外と地味?そんな話。漫画ではありませんが意外や楽しく読めました。

2020/08/20

したっぱ店員

はかなげでほわっとしてるようでいて、こりっとした芯が感じられるエッセイ。南アフリカの友人に聞く妖怪の話がなんだか好き。文章のあとにあるイラストもじんわり印象的。すぐ読めちゃうけど、大事にしたくなる本。

2015/07/27

ケイティ

確かに地味ですが、結構ぞわっとくる。こういうちょっとした不思議って思えば日常に散らばっているかも。小さいころの「何だったんだろう、あれ」を思い出した。しかも近藤さんの手にかかると、その不思議さが非日常的になり白昼夢のような世界。この人にしか書けないエッセイだなとしみじみ。近藤さんはイラストも文章もとても好みなので、これからもロックオンします。

2016/07/14

くさてる

柔らかで伸びやかな描線に惹かれて手に取った。内容はアニメ作家でもありマンガも描くアーティストのエッセイ集で、一つ一つのお話は他愛もなくするりと読まされてしまうもの。でも、そのするり、と読まされた結果に何かがある、感じがする。収録されている「もともこもみもふたも」というマンガが素晴らしかった。

2014/09/17

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