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天才による凡人のための短歌教室

天才による凡人のための短歌教室

天才による凡人のための短歌教室

作家
木下龍也
出版社
ナナロク社
発売日
2020-11-14
ISBN
9784904292990
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天才による凡人のための短歌教室 / 感想・レビュー

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TakaUP48

タイトルに惹かれ手にした凡人が 驚いたのは著者の言の葉。著者は言う「僕は天才ではない」と 何ともコケる本ではないか。すべてごと歌集に書かれているという それが分からず手にした凡人。一日一首机に向かい 作れ!とはいと難しき。作れ作れたくさん作れ!思いつきなるべく書くな頭に残せ。行き詰まり書けなくなったら奥の手だ 花鳥風月時間と空と。題材はいじくり倒せ死も恋も でもそれは人の好き好き。増刷の記念にあわせ二首を読む 作者の感謝にじみ出ており。指折りて短歌詠みたし吾なれど 浮腫んだ指は歌を折れずに。

2023/03/17

けんとまん1007

短歌を作ることにフォーカスしているが、短歌に留まらないと思う。物事を考え、整理し、推敲し、練り直す。守破離、まずは数を求め型を身に着ける。それが、基盤となっているからこそ、いいものができる可能性が広がる。何事にも通じること。ここを我慢できるかどうかが大事。

2024/01/23

しゃが

TVで観て気になった歌人木下龍也さん。彼のこれまでの短歌制作の経験から、短歌をつくるうえでのコツ、アイデアの発想法、推敲の過程、多くの読者に届けるための工夫など。が、そこには生活者としての生き方や短歌への思いが深く、共感でき、興味深い。「短歌」を「人生」「家族」「だいじなもの」と読み替えてもいいような生き方の指南書のような短歌教室…。「心身ともあなたにとっての普通であれ、短歌は待ってくれる。あなたが短歌を離れることがあっても、短歌があなたから離れることはない。」と。

2022/12/21

Tenouji

キレの良いコトバでイミをそぎ落す、オトがカタチをつくるまで 

2022/01/02

akihiko810/アカウント移行中

歌人による、短歌入門。印象度B+  まだ見ぬ天才を待つ作者が、歌人になるためのアドバイスを授ける。短歌の創作の仕方、推敲の仕方から、短歌を続けるコツや、歌人デビューしてマネタイズする方法までと、これ1冊を実践すればプロ歌人になれるかも。内容は平易ながらとても親切。 「困ったら雨を降らしたり季節を入れたりして音を埋めよ」などアドバイスが具体的なところもいい。これから短歌を始めたい人、短歌に親しみたい人は、歌人の思考がどうなってるのかを知るために、読むべきマストな本だろう。

2022/02/22

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