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喫茶店で松本隆さんから聞いたこと

喫茶店で松本隆さんから聞いたこと

喫茶店で松本隆さんから聞いたこと

作家
山下賢二
出版社
夏葉社
発売日
2021-07-16
ISBN
9784904816370
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喫茶店で松本隆さんから聞いたこと / 感想・レビュー

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Y2K☮

また夏葉社の名著に出会ってしまった。あたかも日常会話と地続きの等身大で人生の答えをサラリと掘り下げてしまう達人の教え。失礼ながら、松本隆さんについては作詞家という認識しかなく「はっぴいえんど」のドラマーだったことを本書で知った。日本語でロックを歌うことが斬新なチャレンジだった時代の背景も。創作や生き方にまつわる名言の宝庫。お金を稼ぐためだけに働くのは虚しい。でも生活を守り、かつ己の実力を証明するためには数字が欠かせないのも事実。いつか京都市左京区へ足を運びたい。もちろん著者が経営している「ホホホ座」にも。

2024/07/21

ばんだねいっぺい

何気なく撮った写真の中にという話が刺さった。結局は、血の滲む努力でしかない。

2022/10/10

阿部義彦

私も応援している小出版社、夏葉社から素敵な佇まいの本が出ました。直ぐに読み終わる位薄いですが、中身は濃いです。そうか「ときのふるい」ですか、ユーミンの言う「時薬」と似たような意味ですね。ゆでめんの歌詞カードに影響を受けた面々の名前が書かれていましたが、それは遡る聴き方を提唱したと言う事でした。ルーツ探しの音楽の旅は本当に素敵です。当時は歌詞カードや本などの活字くらいしか調べる方法が無かったので今のネットみたいに芋づる式に同系統の音楽が流れるのは便利でもあるがそれによって失われた何かがありますねー。

2021/11/26

おおにし

松本隆が喫茶店で気楽に語ったことをまとめた本だが、なかなかの名言集だと思う。『愛とは何かなんてわからない。わからないからいっぱい何か書いてる。それはゲーテだってホメーロスだって同じ。』齢を取るとラブソングは書けなくなるというのはまちがい、『(恋を)きっとみんな、忘れてるだけだよ。忘れて上書きしちゃんだよ。劣化した何かを。』ラブソングの巨匠松本隆らしい言葉たち。

2021/10/11

kochi

松本隆が関西の喫茶店で語る、人生や詩作について。神戸で暮らしていることは、別のフリーマガジン『水道筋読本』で知っていたが、正直、あまり松本隆と言ってもピンとこなくて、松田聖子もあんまり知らんしなぁ、と読んでいて、「ガラスの林檎」「Sweet Memories」が出てくると、まるで、思い出起爆スイッチ^_^ だんだん思い出してくる。さすが、天下を取ったことのある人で、個性が強い人の自信に裏付けられた発言やエピソードは、イノダコーヒーさん他で、しんみりと聞くのが良いのかも。イノダのコーヒー飲みたいねぇ。

2021/07/22

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