世界ぐるっと 爬虫類探しの旅 ~不思議なカメとトカゲに会いに行く
世界ぐるっと 爬虫類探しの旅 ~不思議なカメとトカゲに会いに行く / 感想・レビュー
kinkin
世界9箇所を旅してその自然やそこに住むコモドオオトカゲに始まりカメレオンやトカゲにカメなど爬虫類の生態が紹介されている。普段飼育下では見られない野生の生態や希少種に出会った時の著者の喜びようが伝わってくる。生息する土地の状況も報告されているが政情的に不安定で治安の悪い所も多いようだ。後半にはそのような場所を旅するときの注意点なども書かれていた。爬虫類ファンには嬉しい本だ。図書館本
2018/12/06
鱒子
図書館本。クレイジージャーニーでお馴染み、加藤先生の本です。表紙は砂漠の珍獣 トルクメニスタンのオオグチガマトカゲ。かわいい。本書は加藤先生の主観に基づいて書かれているのですが、おそらく客観的に見ると相当クレイジーな旅だったろうと想像できます。巻末の「海外フィールド旅行の極意」は一般人には役に立つ気がしないのです笑
2018/10/31
ココアにんにく
クレイジージャーニーであまりにもスゴイ人だったので、早速図書館で予約。一か月かけて少しづつ読みました。120キロで走る車の中から18cmのトカゲを見つける動体視力はテレビと同じ。写真も豊富ですが、なによりも文章がすごく面白い。切れ味のある短い文節。動物の生態だけでなく、その国の気候や地理、人の衣食住や政治情勢などもドンドン伝わって来る。世界は広い。私が未踏の地でもその場所の熱風や砂埃まで感じる臨場感。旅行記としてもすごく楽しめました。全く興味のなかった爬虫類でもこれだけ楽しめるとは!加藤さんすごすぎます!
2017/06/29
小春
尊敬してるというか、「なんかこの人スゴイよ…」としか思えない加藤先生の爬虫類探し紀行。クレイジージャーニーそのもの、いや、もっとクレイジーでした。あそこまでどっぷり愛せるものがあるって素晴らしい!
2017/05/21
P-man
爬虫類を探す加藤先生の紀行本?でいいのかな。爬虫類特化の。『爬虫類ハンター 加藤英明が世界を巡る』と一部かぶっている国というか話もあったけど、同様に楽しく読めました。「私から見れば、過酷な環境から飛び去ることができる鳥よりも、じっと戦火を耐え生き延びた爬虫類に敬意を示したいところである」のお言葉は、まさに人間の視点の危うさを表していると思う。ふだん街のコンクリート護岸を見て、カメが卵を埋めないなどと考えられる人がいったいどれほどいるだろうか?
2020/09/14
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