その先の世界へ

とよぽん

地球というこの星の上に、今を生きる私たち。厳しい自然や困難な社会情勢に屈しないで、家族や仲間と地に足を付けて生きる他国の人々を、長倉洋海さんは見せてくれる。写真に添えた短い文章から、読者は何が幸せなのか問われる。こうして写真を撮り続ける先にどんな世界があるのか。分からないが、写真家は明るい希望に向かってシャッターを切る。

2019/07/12

浅葱＠

鮮烈な印象。辺境、極地からの写真、レポート。私が持ち得ない今を鮮やかに切り取った写真が鮮烈。。

2014/11/25

Koki Miyachi

アフガニスタン、モザンビーク、スリランカ、パプアニューギニア、チベットなど辺境の地の人々の写真集。

2016/12/01

deerglove

「その先の世界」を超高層ビルやコンピュータ・ネットワークなどではなく、山や海、動物と人とのかかわりや、悠久の昔から続いてきた文化・習慣の中に求めようとする長倉さん。とてもシンプルで力強い画像に人柄や思想が滲み出ていますね。

2015/08/22

さたん・さたーん・さーたん

書店で平積されていた表紙に目を奪われた。写真の一枚一枚に、その土地の住民の体温を乗せたあたたかな風が、汗と土埃の匂いが、感じられた。 これまでなら自分では手に取らないような類の書籍だが、昨今（2015年１月中旬/邦人2人がイスラム過激派により拘束・国際的政治取引をめぐり議論が激化）の情勢に感化されたためか。そうしたドメスティックな時事的な影響を抜きにしても、手元に置くことができてよかった大切な一冊。

2015/01/28