生誕100年 写真家・濱谷浩
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生誕100年 写真家・濱谷浩 / 感想・レビュー
nizimasu
浜谷さんの存在を知ったのは最近のこと。終戦の日に新潟のお寺の境内で撮影した太陽の写真がインパクトが大きかった。戦時中にはプロパガンダの雑誌「FRONT」なんかにも協力していたが厭戦的な気分から新潟に引っ込んで作品を撮り続けていたらしいのがわかった。その後はマグナムなんかでも活躍するんだけど今回の写真集は戦後から高度経済成長までの日本の雪景色や原風景が中心。最近読んだ岡本太郎の本の写真にも似た土着としての日本が写し出されていてほんの70年前の日本って今とは隔世の感すら感じる。写真家の優しい視線が印象的
2015/09/09
rooneytom
生誕100年 写真家・濱谷浩 >> 新潟日報事業社より。県立近代美術館で開催中の展覧会図録。1960年頃までの写真が中心。「潜像残像」(筑摩書房)から引用される文章が良い。
2015/07/06
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