みちのく怪談コンテスト傑作選 2010 (東北の声叢書)
みちのく怪談コンテスト傑作選 2010 (東北の声叢書) / 感想・レビュー
buchi
見開き2ページの短編集。 宇津呂鹿太郎さん、神沼三平太さん、崩木十弐さん、丸山政也さん、三輪チサさんなど聞いたことのある方の短編も載っていたり。黒木あるじさんも解説に登場。 普通に怖い話、実話系、あからさまなフィクションが混じっているので、ちょっと疲れた。
2016/01/25
梨紗
実話物と思っていたのでちょっとあっけにとられちゃった話とかありましたが、楽しめました。最初にばっと全部読んで、それから最後の選考会を見てから改めて賞を取った作品を読む。すると、最初に読んだときは特に何も感じなかったのに、選考会でこういう思いが伝わってくるとか書いてあるのを見てから読み返してみると、また違った風に読めるから不思議です。最初から面白かったのは、ヒモロギヒロシさんの三部作。選考会でも三部作ずるい(笑)って言われてました。確かに、この方の作品は切り離せないなと私でも思ったよ(笑)
2016/09/18
鴻巣のす子
図書館本。みちのくを舞台に怖い話不思議な話ほっこりする話がまとめられた一冊。読みやすい話読みにくい話があったけど、傑作集だけあって楽しめました。荒蝦夷のほかの本もチェックしてみよう!!
2016/04/18
MNAK
残響~石塔の裏
kintonnu
遠野物語100周年から始まった、みちのく怪談プロジェクトの、怪談コンクール作と選考がつまってます。 選考は作家の高橋克彦さん、大学教授で遠野文化研究センター所長で博物館長な赤坂憲雄さん。 みちのくオーラのあるホラー短編がみっしりはいっています。わたしは、天蚕、圧制下、ブナの森で、ぽっちゃり、お婆ちゃんとの思い出、みちのくこわい、六部殺し、赤河童、口寄せ、の話がすきです。 このつぎの応募からは震災後のものになるとのことで、これは資料としても読んでおきたい一冊になりそうです。
2018/02/23
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