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わたしたちのたねまき: たねをめぐるいのちたちのおはなし

わたしたちのたねまき: たねをめぐるいのちたちのおはなし

わたしたちのたねまき: たねをめぐるいのちたちのおはなし

作家
キャスリン・O. ガルブレイス
ウェンディ・A・ハルパリン
梨木香歩
出版社
のら書店
発売日
2017-10-05
ISBN
9784905015345
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わたしたちのたねまき: たねをめぐるいのちたちのおはなし / 感想・レビュー

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Aya Murakami

図書館本。 風、動物、その他物理現象森羅万象が種まきにかかわっている本。物理現象はさておき動物、微生物にとっては植物はなくてはならない存在ですからね。そういえばウチのティガーちゃんも草の実(主にアメリカセンダングサ)を毛につけて帰ってきますよ。本猫は鬱陶しそうに種を取っていますが…。

2023/11/16

モリー

地球は一つの庭であると捉えてみよう。自分の庭を大切にする気持ちが分かる方ならきっと、生きるもの全ての大きな一つの庭も大切にしたくなるはず。種が、たくましく、着地した場所で育つように、私たちも自分自身を種になぞらえて生きていこう。この絵本からは、そんなメッセージを私は感じました。梨木香歩さんの後書きも良かった。

2020/07/19

KEI

読友さんのレビューに惹かれて。梨木香歩訳の絵本。風、鳥、陽の光、雨、川、動物、人間たちが繰り返し、繰り返し、自然の庭にたねをまく。その姿を淡い色調の細密画で描かれ、歌う様な訳で綴られ、自然の豊かさを教えてくれる。巻末の訳者の言葉が良かった。【一人ぼっちで孤独だな、と感じるときは、自分は本来自分がいる場所から遠く、この辺境に飛ばされてきた種なのだ、と思えば、今生きていることそのものが、重大な任務のように思えます。お日さまの光を浴びて、大きく息をして、この奇跡的にあたえられた任務を楽しみましょう】

2019/10/03

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

私たちが種をまく以外に、こんなにもいろんな方法で種まきが行われているのですね。梨木香歩さんの後書き、心に響きます(翻訳:梨木香歩)。

2019/03/26

アルピニア

草木の種が蒔かれる。太陽によって、風によって、水によって、いきものによって・・。植物にとって一度きりの移動。たどり着くのはどんな場所だろう!梨木さんのあとがきで、たねまきが心の世界にまで鮮やかに広がる。より良い環境を求めて旅立つ姿は鳥の渡りや人間の移住にも通じる。「一人ぼっちで孤独だな、と感じるときは、自分は本来自分がいる場所から遠く、この辺境に飛ばされてきた種なのだ、と思えば、今生きていることそのものが、重大な任務のように思えます。(あとがき)」この春も多くの種が旅立つ。新天地でしっかり根を張るんだよ!

2018/02/14

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