ストリッパー物語
ストリッパー物語 / 感想・レビュー
職商人
1975年に満員の紀伊国屋ホールで観劇。帰りに明美役の根岸さんとエレベーターで乗り合わせる幸運にも恵まれた。読み直すと小説版は私の中に残っていた印象と異なっていて戸惑った。つかさんの屈折した信条、愛の世界は我が身の恥部をあらわにされているようで痛痒い。リリー・フランキーさん、渡辺真起子さんで8月3、4日に再演されたと知る。当時は照明係の視点で見ていた。今はシゲさんの視点で読んでいる自分に気づく。40年の間に私の役回りも変わったのだ。そんな気がした。つかさんは望遠鏡と顕微鏡を合わせ持っていた方だと思う。
2013/08/19
流石全次郎
不器用にしか生きられない人々、盛りに盛られたドラマ達。人々の美学とやるせなさ。つかこうへいさんの描かれる世界はこんな感じ。
2022/05/29
まつ
星☆☆☆
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