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町山智浩のシネマトーク 恋する映画

町山智浩のシネマトーク 恋する映画

町山智浩のシネマトーク 恋する映画

作家
町山智浩
出版社
スモール出版
発売日
2021-04-17
ISBN
9784905158974
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町山智浩のシネマトーク 恋する映画 / 感想・レビュー

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akihiko810/アカウント移行中

町山による、近年の恋愛映画の解説。印象度B+ 「マリッジ・ストーリー」「愛はなんだ」「ハーフ・オブ・イット」と観たことある作品の項だけ読んだ。直球の恋愛映画というより、変化球の恋愛映画が多い。 「マリッジ・ストーリー」「愛はなんだ」はそこまで刺さらなかった作品だが、この解説で興味深く理解できた。「ハーフ・オブ・イット」は大傑作だとあらためて思った。町山の映画解説は素晴らしい

2024/01/27

kei-zu

本書で紹介される映画は、ロマンスだけではない。別れの結果、見つけたものと得たもの。実を結ばなかった恋が促した成長。 つらい結果を迎えることがあっても、人はなぜ恋をするのだろう。本書のあとがきに掲載された著書の所感がすばらしい。 私は、紹介された映画のほとんどをみていませんが、著書の映画語りをたっぷり楽しむことができました(・∀・)

2021/11/17

たらお

結論を言うと、あとがきが最高にいい。誰かを好きになることと、そこから派生する温かな感情や自分自身の変化、新たなる成長を町山氏が語っている。語られる8本の映画は観たことないけど、紐付けされている過去の映画の語りが多数。愛や恋の様々な形を映画のシナリオに沿って解釈できるので、未見でもかろうじて読むことは可。でも、紹介される映画は氏が好きだから論じている訳ではなく、あくまでも様々な恋や愛の形を語るための材料にしか過ぎないということ。「人を好きになることは、他者への扉、自分の扉を開けるチャンスじゃないか」は名言。

2021/04/28

遊星

本書を読んでトラウマ映画館の頃に町山さんがよく言っていた「映画は人生の予行演習だ」という言葉を改めて思い出した。8本のチョイスが絶妙のバランスで、青春もあれば、離婚もあれば、勘違いもあれば、宗教的達観もあれば、セックス中毒もあればという感じで、きっとどれかが誰かの予行演習の役に立つのではないだろうか。個人的には、ジュリエット・ビノシュがカラックスの「ホーリー・モーターズ」への出演を断ったという「実話」がなかなかに切ない。これを機会にカラックスを見返そうかしらん。

2021/05/01

cithara

町山さんてエキセントリックな恋愛映画が好きなのかしら? 以前読んだ他著書にもその種の映画を紹介されていました。町山さんの紹介文はどれも興味をそそるものですが、観終わった後気分が悪くなりそう。でもやはり一作は観ておきたいと思わされます。日本映画はあまり好みではないかな。『(500)日のサマー』は日本公開当時から気になっていました。笑顔(?)の女の子のポスターが非常に印象的でした。「これはラブストーリーではない」というナレーションが入るのね。謎。そしてこの映画を観るのに他映画の知識がなくてはダメなのね。

2021/10/02

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