乗るつもりのなかった高速道路に乗って
乗るつもりのなかった高速道路に乗って / 感想・レビュー
Eiki Natori
先日小説作家デビューし、文才を発揮したThe Geeseの高佐のエッセイ。 うまい!面白い!深い!と単純な言葉しか出てこないが、シンプルにそんな感じの一冊。 ピースの又吉の帯に書いている通り、自意識と想像力と狂気と気品に溢れている。 いつも「クソぶり」がネタにされている相方の尾関もいいところあるじゃんという話、先輩芸人の話、北大に合格しそうになった定年後の父親の話もほっこりさせられる。
2022/09/23
二瓶くん
実際に本人とお会いする機会があったので買った。 純粋に面白いし、我々がいつの間にか見逃している日常のささやかな違和感を見つけていると思う。 まぁしかし、コメディアンという性もあって、語り口にはあからさまなユーモアが稀に含まれており時に序長。 まぁ帯の又吉さんからのコメントにもあるように、彼独特の美学を感じる本だった。 確かに値は高いかもしれないが、製本の数が少なかったのかと予測すると、まぁそうなるのかなぁと思う。 きっと知らない芸人の本をこの価格で買う人は居ないだろうから、この本を手に取る人は少ないかも。
2022/11/05
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