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サンガジャパン Vol.10(2012Summer)

サンガジャパン Vol.10(2012Summer)

サンガジャパン Vol.10(2012Summer)

作家
アルボムッレ・スマナサーラ
大澤真幸 橋爪大三郎
島田裕巳
石井光太 プラユキ・ナラテボー
藤本晃
鏡リュウジ
石飛道子
太田俊寛 山形浩生
佐藤哲朗
サンガ編集部
出版社
サンガ
発売日
2012-06-20
ISBN
9784905425151
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サンガジャパン Vol.10(2012Summer) / 感想・レビュー

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安南

良いことがあった友人に「日頃の行いが良いからだね」なんてつい言ってしまうが、だとしたら今不幸な人は日頃の行いが悪かったのだろうか。臓器を売られたり売春宿に売られるタイの貧しい子ども達は親の因果か前世の報いなのか。不可解なる「業」を少しでも理解したく手に取る。興味深かったのは山形浩生×大田俊寛。「霊や、魂は個人に属するものであり、人は自分の霊を成長させるためにこの世に生きているという『個人主義的霊魂観』はエゴイスティックな考え方を助長することになる」と警鐘を鳴らす大田に共感。この人の著作を読んでみたい。

2013/12/20

ミー子

「業(カルマ)」の特集号。業論はとても違和感があった。「過去世で犯した業により……云々」的な業論は、元々のブッダが説いたものとは違う気がする。無我論と相容れないとも思う。因果論も、「過去世のせいで……」という非現実的(と私は思う)なものではなくて、単純に「良い事をすれば良い結果が得られ、悪い事をすれば悪い報いがある」「だから心を清らかにし、良いことをしましょう」というような、シンプルな教訓ではないだろうか。

2020/05/24

アン・シャーリー

お坊さんの話はよくわかんないっす……大澤真幸×橋爪大三郎の対談や、大田俊寛×山形浩生の対談はわりと見通しよく読めたと思います。

2013/01/28

イチ

創刊号から買ってますが、号を重ねるごとに劣化しているような。今号も内容に問題がありすぎることでお馴染みの、「ふしぎなキリスト教」の作者2人をメインに持ってくるというアレっぷり。 http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/

2012/07/30

やまえつ

今回の特集は業(カルマ)ということで、様々な著者が寄稿していていろんな視点で書かれいて面白かった。 日本では過去の悪業を気にしすぎるとか、カルマの考え方は決定論的で差別につながるとか。 連載は、パーリ三蔵読破への道が面白かった。

2012/07/21

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