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ゆかいな仏教 (サンガ新書 60)

ゆかいな仏教 (サンガ新書 60)

ゆかいな仏教 (サンガ新書 60)

作家
橋爪大三郎
大澤真幸
出版社
サンガ
発売日
2013-10-28
ISBN
9784905425571
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ゆかいな仏教 (サンガ新書 60) / 感想・レビュー

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ぶち

『ふしぎなキリスト教』での橋爪&大澤コンビの対談が、知的興奮に満ちていたので、この本も手に取りました。期待にたがわず今回も知的な興味をたいへんに刺激されました。しかし、仏教のあやふやな基礎知識しか持たず、比較引用されている古今東西の哲学にも疎く、対談の内容を正しく理解するのはたいへん難しかったです。仏教の基礎知識を再確認するために他の本を参考にし、哲学の概説をネットに頼っての読了です。初期仏教の本質、菩薩修行という大乗仏教の意義を理解できたことは、読んだ甲斐があった思います。

2019/10/27

mitei

仏教の由来からの対談形式での解説だが、キリスト教ほど分かりにくい印象。なぜかは分からないが。

2014/05/04

ころこ

一連の対談は同じことを繰り返しています。日本人である私とその社会はいったい何か。近代制度における思想的基盤がキリスト教でした。他方、本書に登場する仏教用語の大半は聞いたことがあり、けれども意味が少し変わっています。日本人の無意識である仏教を言語化することにより、我々にどの様な弱点と可能性が潜在しているのかを探ります。仏教にはメッセージは無く、覚りの中身は語られません。人間の普遍的な可能性の方法論である仏教が形而上学的なコスモロジーを形成した、ふたりの即興性から生まれてくる考察はその両義性を廻っています。

2019/05/16

たみ

筋書や打ち合わせのない化学反応対談形式、「はじまりの仏教」「初期の仏教」「大乗教へ」「大乗教という思考」「大乗教から密教まで」の5章+α。アドバンストコース的とかモラルハザードとかエートスとかいう文字がポンポン出てくるので頭がバーンして→スカシテンジャネー!(゚∀。)てなったり、かと思えば「へんなおじさん」や「聖☆おにいさん」の話がでてきてコロッと親近感を抱いたりしながら読ませて頂きました。「幸せになる方法を学ぶ」系が苦手なのでこういう仏教本は有り難いです、ヒンドゥーのお話が特に面白かった。

2015/07/16

ヨコツ

愉快だしわかりやすく書かれているけれどもそれでも難解。結局のところ仏教は何千年もの歴史の中で複雑化されてしまったけれどももっと本来はシンプルなものだったんじゃないのかね。

2017/06/14

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