ブーニン作品集 1
ブーニン作品集 1 / 感想・レビュー
荒野の狼
ブーニンは、ロシア最初のノーベル賞作家で、亡命先のフランスで受賞したのだが、レーニンの共産主義とは相容れなかった。その政治思想の一端を知りたい思いで、代表作「アルセーニエフの青春(人生)」を読んだのだが、詩のような情景描写は見事だが、思想・社会姿勢に関してはほとんど書かれておらず目的を果たせなかった。一方、本書掲載の「村」は、20世紀はじめのロシアの民衆が赤裸々に描かれているとう評判であったので、本書を購入した。
2020/05/06
海
暗いロシアの農村風景。文章はすごく美しいけど、面白いかというと微妙だった。
2022/10/20
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