作家たちの大震災: 阪神・淡路大震災一九九五-一-一七
作家たちの大震災: 阪神・淡路大震災一九九五-一-一七 / 感想・レビュー
モリータ
◆2000年、「月刊神戸っ子」刊。震災直後から同社誌や新聞等の各種媒体に掲載された、神戸とその近郊で被災したり神戸にゆかりのある作家たちの小文を集める。◆陳舜臣/司馬遼太郎/小松左京/宮本輝/玉岡かおる/時実新子/阪田寛夫/黒岩重吾/藤本義一/田辺聖子/筒井康隆/安水稔和/高村薫/阿久悠/淀川長治/斎藤栄/村松友視/瀬戸内寂聴/五木寛之/山崎正和/藤本義一。◆数篇、読みごたえがある(小松、阿久、山崎)
2023/01/06
コオロ
実際に被災者となった作家の体験記と、芸術の街・神戸を愛した作家からの激励文が半々といった印象。関東大震災の記録と比べると、やはり治安の良さが際立っている。あと作家も何だか上品になったように思える。
2024/05/19
kikikko
good!読み手を意識して綴っている作家さんは勿論、日々綴っていたのをそのまま載せている作家さんも居た。東北関東大震災とは違った形の「被災」が綴られている。私がまだ幼い学生のときに起こった阪神大震災。こういう本があったのを初めて知った。発見して手にとってみてよかった。
2011/08/08
バチスカーフ
参考資料に。小松さんと筒井さんが良かった。
2011/04/01
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