ことば
ことば / 感想・レビュー
ごんたろう
人間の発する言葉を文字ではなく、吹き出しの色と形で表現する。子どもが三輪車に乗り、気持ちよく歌っている、そこへ他の子が来てストップをかける。言葉には気持ちを表現するだけでなく、相手を止めたり動かしたりする力もある。人は傷付けたり、泣いたり、怒ったりする。それが言葉として現れる。子どもたちが自慢話をする。話は膨らむ。そこに1人の子がラジコンを持参。みなが言葉を使わなくなってしまう瞬間だ。なるほど。言葉は目の前に存在しないものを表現することでこそ豊かに変化していく。実物はインパクトがあるが、言葉を貧相にする。
2015/11/04
読み人知らず
ことばが色で表されてるけどなんかぬたーっとしてて嫌だ。この本は少し、嫌いかも。巨匠の本で唯一かもしれんけどね。
2009/11/15
のん@絵本童話専門
過去のかがくのともを色々よんでいます。ことばを色と形で可視化したら…お母さんのお小言ってこういう色形になって子どもたちの上に降り注いでいるんだなあ〜と反省しつつ認識。
2023/01/08
絵具巻
町田市立図書館で借りました。
2012/10/23
nyaho
おそらく初めて読んだ五味さんの絵本。小さい時この中の英語にわくわくしたり、意地悪な子がいたり、おかあさんがちょっとこわかったり、いろんなきもちになりました。いろんな人の言葉が飛び交っていて楽しかったです。
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