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復路の哲学ーーされど、語るに足る人生

復路の哲学ーーされど、語るに足る人生

復路の哲学ーーされど、語るに足る人生

作家
平川克美
出版社
夜間飛行
発売日
2014-11-28
ISBN
9784906790142
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復路の哲学ーーされど、語るに足る人生 / 感想・レビュー

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けんとまん1007

まるで漢方薬のような本。優しく、じっくりと伝わってくる。使われている言葉は、決して、目新しいものではなくて、平易な言葉で紡がれている。今のこの国を見ていると、何故そこまでこだわるのかと思ってしまう。目の前の1分、1円をいかにするか・・・という国になっている。まさしく、大人ではなくて、わがままなだけの存在のような。穿った見方をすると、敢えて、そうさせているのではとする思えるのだが、自分だけだろうか。

2018/03/01

とよぽん

平川克美さんの本、2冊目。重複する内容もあったが、読んでいて自分も人生の復路をトボトボと歩いているのかな・・・。と思った。「復路の人生というものは、往路とはまったくその景観を異にしている。」「日本がもはや子どもではないこと、成長の糊代が残っていないこと、成熟した大人になってしまっていることは明らかである。それにもかかわらず、日本人はなかなか大人になりきれない。」という文に唸る。日本の来し方行く末を思う平川さんの至言の数々を読ませていただいた。

2018/01/06

かず

★★★★Audible。後悔のない人生を。再読予定。

2018/06/06

Gatsby

小津の映画を子供の時に観て、大人ってこういう人たちのことを言うんだなあって、ぼんやりと思っていたのだか、自分は年を取ってもなかなか思い描いていたような大人になっていない気がする。実は今の私の大人のモデルの一人が平川氏である。10年と少し年を取った時にこんなふうに考えたり文章を書いたりできたらいいな、と思う。本当にいらない力が全く入っていない文章である。いつの日か、平川氏の喫茶店で珈琲を楽しんでみたい。

2015/05/23

645TJC

ありのままを受け入れる。

2016/12/28

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