KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

「答えは出さない」という見識

「答えは出さない」という見識

「答えは出さない」という見識

作家
平川克美
出版社
株式会社夜間飛行
発売日
2023-06-12
ISBN
9784906790418
amazonで購入する Kindle版を購入する

「答えは出さない」という見識 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

septiembre

人生相談。

2023/10/17

こっぺぱん

図書館本。しいたけ占いで紹介されていたので。最初はうーんと思ったけど、結構よかった。自分が見えることよりももっと外側から、枠組みからの視点を教えてもらった感じがする。子どもの進路に親はどこまで口出しするべきか、がよかった。贈与交換、損得勘定、貨幣経済がもたらしたもの、情と理など。自分は完全に損得勘定コスパ人間なのだけど、そこに居続けるのって結構苦しくて、でも抜け出す理由や意味が見つからなくて、だから贈与、情あたりは読んでいて新鮮だった。矛盾するものを丸ごと抱き抱えて悩みながらも生きていく、それでいい。

2024/01/05

moss green

考え方に通ずるところがあってなかなか面白かった。マズローの欲求五段階説が紹介されていたが、以前読んだ本でも実感したとおり、まさに四段階目の承認欲求で苦しみを感じている。それも「答えを出さず時が解決する」と割り切れれば良いのだが未熟なためそうもいかない。また人としての成熟について「自分が獲得したものの重さではなく、負債として感じているものの重さを感じ取る感性こそが、人を成熟させる」という考え方に共感。だが不倫の考え方には全く共感できなかった。そこもセックスなどの快楽ではなく承認欲求だと思う。

2023/11/19

magichour

ー等価交換の原理と、贈与交換の原理が補い合って社会の秩序を作っている。 ー情理を尽くす。

2023/09/27

キンセンカ

人は手っ取り早く答えを欲しがるけれど、そもそも正解と言うか答えそのものが存在しないことの方が多い。

2023/12/17

感想・レビューをもっと見る