増補 健康半分 (デコライブラリー)

はちてん

病院通いのお供。病気がちだった著者独特の緩い達観随筆集。あぁそんな見方もあるなとか興味深い考え方もあって面白い。無闇にポジティブ推薦派には物足りないかも。これぐらいの感覚で加齢と病気に付き合えれば、ある意味健康かもしれない。文庫で約160ページ文字はかなり大きい、ペラッとしてるのに1000円は価格に見合っていない印象。内容と無関係だけど。

2016/08/12

tu-bo@散歩カメラ修行中

赤瀬川原平さんが、なくなる前に健康雑誌に連載していたエッセイ集。穏やかで平易な文章、独特の視点　好ましく、身に沁みます。<(_ _)>

2015/10/04

gokuri

赤瀬川原平先生の病没（2014）後に発行されたエッセイ集 健康関連のマガジンに連載していたエッセイで、健康・病気・老いなどを取り扱いながら、「老人力」ならではの前向きで明るい日常をあつかう肩の凝らない掌編ばかり。 あらためて著者の発想と着眼点に感心しきり。

2023/11/01

tama

図書館本　新刊案内見て　赤瀬川さんを偲んで借りたが、出版社も出すなら今しかないと踏んだのだろうなぁ。特に最近の文章には、なんとか病気と折り合いを付けていこうとする赤瀬川さんお気持ちが滲んでいるようで読んでいて切なくなった。

2015/04/04

スローリーダー

今年没後10年になる著者の絶筆。身を以て老いを体験した著者が、路上観察ならぬ身体観察で健康に関する考察を深めていく。これは生き残った読者が老人になった時に参考になるようにと遺した著者からの贈り物だ。