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ゲンロン6 ロシア現代思想I

ゲンロン6 ロシア現代思想I

ゲンロン6 ロシア現代思想I

作家
東浩紀
貝澤 哉
乗松亨平
畠山 宗明
松下隆志
アレクサンドル・ドゥーギン
アルテミー・マグーン
ベルナール・スティグレール
石田英敬
プラープダー・ユン
黒瀬陽平
速水健朗
井出明
高木 刑
大森望
福冨渉
辻田真佐憲
安天
海猫沢めろん
出版社
株式会社ゲンロン
発売日
2017-09-22
ISBN
9784907188221
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ゲンロン6 ロシア現代思想I / 感想・レビュー

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ころこ

約1年掛けて読みました。5年10年掛けて評価される特集だと思うので、今後も気長にロシア特集を組んでもらいたいと思います。①共同討議-西洋との対立の亡霊としかみることの出来ないロシアと日本という見取り図だけではなく、ロシアとアメリカに歴史が無いという共通点のために、共に信仰と物質性の距離が近いという議論が印象に残っています。バフチンの読み方は大変参考になりました。②ロシア右派思想家-ロシア特集という以上、まずは全体状況を示そうとすることに共感します。持論に近いものしか扱わないとしたら、持論を誰かに語らせてい

2018/10/26

ウオオオオオ

高木刑の小説だけ読んだが、それだけで読む価値は十分にある

2018/05/31

mirie0908

今号は面白い記事目白押し。ロシア現代思想特集すごく良かった。あと、遊びの哲学や、ダークツーリズム入門の最終回も。

2017/10/02

lala

「批評史の反復には飽きた。戦後とか批評とか日本とか、しばらく考えるのを休みたい」というあずまんの巻頭宣言に、この人は本当に瞬発力がすごいなと感心した。批評家としていちばん大事なことだし、時代への感度と、それを人文知につなげる手法が明らかに卓越してる。共同討議はなんだか専門知との対話がうまくいってないなと思ったけれど、全体としてとても面白かったし、乗松さんと松下さんの論考は最高に刺激的で、単著もほしくなっちゃった。改めて「非西洋で近代を生きる」ことについて考えさせられた。すばらしい雑誌。長く続いてほしい。

2017/12/31

まぶたのあるいきもの

ロシアの現代思想はあまり注目されることがなかったので、興味深かった。知識はなかったけれど、共同討議と乗松亨平氏の『敗者の(ポスト)モダン』が現代ロシア思想の概観を与えてくれていて、併載されているドゥーギンとマグーンの論考も読むための手引きとなった。共同討議ではロシアの研究者がロシアを特別視せず、非常にバランスのとれた視点で相対化しているのが印象的。また“敗北”を経験した日本との安易な類似性・共通点の強調などもない。ソ連崩壊という特異な経験をしたロシアをあくまで現代のなかに位置づける好特集だと思います。

2017/10/29

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