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ゲンロン13

ゲンロン13

ゲンロン13

作家
東浩紀
梶谷 懐
山本龍彦
大山顕
出版社
ゲンロン
発売日
2022-10-31
ISBN
9784907188474
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ゲンロン13 / 感想・レビュー

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ころこ

この雑誌は状況に左右されないことが、先駆的に『ゲンロン6』でドゥーギンの論文を紹介する功績につながったような、長期的、抽象的な議論がかえってアクチュアルだというスタンスをとっている。しかし、今回はコロナとウクライナの問題を全面的に展開している。いま何を論じても、両方の問題に触れない訳にはいかないならば、敢えて全面展開しようという思い切りのある号である。冒頭の普遍→具体の編集方針を具体→普遍へとひっくり返したものと解することができる。その中で、前半の大部分を占めている東の論考に触れない訳にはいかない。流行の

2022/11/30

るんるん

近代民主主義の混乱、ビッグデータ分析のこと、なぜ「人間という単位」が必要なのか、なぜ「データという単位」だけでは不十分なのか、などの論考が興味深かった。「ロシア的なもの」ではロシアの抱えるトラウマ的なものや情念の深刻さに触れた。大脇幸志郎さんのナイチンゲール評のランプの貴婦人はランプの隣人であったもよかった。

2023/01/07

yoyogi kazuo

ウクライナ戦争をめぐる日本のロシア研究者たちの議論が最大の読み物か。以前からロシアの現代思想を特集してきた「ゲンロン」の強みが最大限に発揮されている。今後も力の入ったロシア特集を期待したい。

2024/05/10

mirie0908

情報時代の民主主義と権威主義よかった。

2023/02/28

なをみん

ちょっと保存の効く豪華おせちのお重のような、食べきれない旬の素材を詰め込み過ぎた超高級弁当のようなずっと読んでる積んどくだけで頭が良くなりそうなゲンロン雑誌。高級すぎてちょっと口に合わないネタもあるけれど、ここでしか読めない今読みたい話が。今号は特に色々と知らなかったロシアと戦争の話がたっぷりと。

2023/02/03

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