ヒューマンライツ 人権をめぐる旅へ
ヒューマンライツ 人権をめぐる旅へ / 感想・レビュー
どら猫さとっち
精神科医の香山リカが、人権をめぐり考えた対談集。アイヌ民族、水俣病患者、ジェノサイド、レイシズム、ヘイトスピーチ…。そんななかで、声をあげて活動し、人権を守る人たちと対談。この社会は、私たちが思っている以上に、人種や公害などで苦しみ、傷ついて生きている人たちがいる。同じ人間なのに、違う人種やハンディで差別されたりするのか。本書を読み、考えてみよう。
2022/12/29
michio290
★★★☆☆
2016/02/13
MIKIKO
「人として生まれたからにはなるべく幸せになりたい。心おきなく自分らしさを発揮する生き方がしたい」なぜ、こんな当たり前の願望がかなえられないのか、いや、他人の当たり前の幸せを、わざわざ自分の時間とエネルギーを使ってふみにじりに行くのはなぜなのだろう。現場の活動家の声を聞き、恥ずかしながら、アイヌや水俣病患者を差別する人たちがいまだにいることを初めて知り、慄然とした。この格差社会の中で、「誰かが利権を享受している」という根拠のない思い込みが、ヘイトの原動力となっているのだろうか。
2021/12/07
SK
218*人権をめぐる対談集。弱者が苦労して獲得してきた「権利」を、なんで「利権」なんて考えてしまう人びとが居るのだろう。水俣病のことは全然知らないなぁ。勉強しよう。
2016/08/30
感想・レビューをもっと見る