KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

新しい音楽とことば

新しい音楽とことば

新しい音楽とことば

作家
磯部涼
出版社
スペースシャワーネットワーク
発売日
2014-11-14
ISBN
9784907435424
amazonで購入する

新しい音楽とことば / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

zirou1984

瞳は閉じすぎ翼は広げすぎ、と揶揄されるJ-POP的磁場の外側ではどんな言葉が音楽と結びついているのか、13人のアーティストにその作詞術について問い合わせたインタビュー集。ナンセンスに拘る石野卓球や状況主義者として自覚的な大森靖子の話も面白かったが、特に興味深いのが青春の過剰な賛美を回避し文学との間テクスト性に自らのルーツを置く菊地成好と、「マイルドヤンキーと言われる層をターゲットにしている」と明言しさだまさしをフェイバリットに挙げる湘南乃風の若旦那という両極端な2人であった。

2015/01/14

ばんだねいっぺい

皆さん、それぞれ、凄い。七尾旅人に口ロロに石野卓球に、若旦那と大森靖子にの子と沢山詰め込まれた福袋みたいな本だ。tofubeatsの語った電気グルーヴの「トロフィー」のエピソードは、声を出して笑った。なつかしい。

2017/09/11

ゆう

歌詞に焦点を当てた13人の音楽家たちへのインタビュー。音楽家たちもさることながら、各インタビュアーも個性的で、組み合わせの妙もスリリングに楽しめます。高城晶平の風景がシーンになる瞬間についての話や、tofubeatsの一瞬を切り取った方が普遍性に接続できるという話など、面白かった。そして何よりインパクトがあったのはの子。クレバーにコンセプチュアルなことを実践している背景には、冷静に時代性を見つめる眼差しが。歌詞が古典になる日への言及にハッとする。音楽の言葉は、それ自体ダサくなってしまうのだろうか?

2021/11/05

音楽家が語る作詞術と歌詞論。インタビューに答えているミュージシャンがそれはもう豪華です。石野卓球・後藤正文・大森靖子・高城晶平(cero)・tofubeats・七尾旅人etc...P350の2段組なかなかのボリュームでしたが、どれもとても面白かったです。自分で歌詞を書いて自分で歌うってやっぱりスゴい!インタビューする側の知識の豊富さも相当なものでした。ミュージシャンて読書家の方多いですよね~2014.11.15

2015/01/18

きなこ

興味のある人以外は斜め読みで。とりあえずゴッチの歌詞論が読めてよかった。

2015/08/14

感想・レビューをもっと見る