早春スケッチブック (山田太一セレクション)
早春スケッチブック (山田太一セレクション) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
私は何故か山田太一作品とは余り御縁が無く、映画『異人たちとの夏』を観たぐらいか。あとエッセイ集で大久保利通を褒めていて感心した事がある。寺山修司の親友だったんだっけ。しかしネットであれこれ触れていると、この『早春スケッチブック』は名作らしく、本作から名前を『早春書店』にした古本屋さんもあるらしい。このドラマのDVDもフリマアプリですぐ売れるもののひとつだ。気になって読んでみた。女房の昔の男(主人公の少年の実父)が現れ、平和な家庭を乱す話なのだが、いろんなテーマが入っていると思う。そして何事も正解は無い。
2020/09/15
なのはな(2022年まで)
「山田太一さんのテレビドラマが人気だったなんて、きっと昭和から平成にかけての日本には心根の優しい人が今よりずっと多くて、私みたいなやつでも生きやすい社会だったんだろうなぁ…」と錯覚しそうになるくらい、私の思い描く理想に寄り添ってくれるキャラクターとエピソードが盛りだくさんで泣いた。
2021/05/20
GO-FEET
いやぁ~、これまたキツイけどオモロイ!
2017/02/21
haruno
日本には、テレビドラマという文化がありました。言葉に価値があり、何かを伝えていました。ずい分昔に、大切な文化を失ったのかなあ。本書で、再び、たくさんのいい言葉に出会えました。またこういうドラマを見たい、と思いました。
2017/09/23
くるまやさん
全員にきちんと光があたる
2017/02/25
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