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イオマンテ めぐるいのちの贈り物 (北の大地の物語)

イオマンテ めぐるいのちの贈り物 (北の大地の物語)

イオマンテ めぐるいのちの贈り物 (北の大地の物語)

作家
寮美千子
小林敏也
出版社
ロクリン社
発売日
2018-02-08
ISBN
9784907542566
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イオマンテ めぐるいのちの贈り物 (北の大地の物語) / 感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

わたしは、生まれたばかりの熊のカムイだ。… ■雪解けを待つ熊の親子から始まる 厳かで暖かな絵本です。イオマンテとは、カムイ(神)の国からの客人であり賜物である熊の魂を、再びカムイの国へ送り返すアイヌの儀式。自然に対する感謝や畏敬の念が強く込められています。 ■この本、物語も版画風な絵もあとがきも素晴らしくて。命の繋がりを説きつつも説教臭さや嘘がなくて良かったです。小さい子には『ひまなこなべ』、大きい子には『ひまなこなべ』とこの本を薦めたいです☆ (2003年 パロル舎。2018年 加筆修正 ロクリン社)

2018/03/19

とよぽん

熊は山の神様(キムンカムイ)。熊送りの儀礼イオマンテを題材にした物語。文は寮 美千子さん、画は宮澤賢治の絵本で知られる小林 敏也さん。文も絵も、アイヌ民族の生活や情感を巧みに表している。「いのちと魂との、おおきなめぐりのなかにいる。すべては、めぐるいのちのめぐみ。」終盤のメッセージが読者をあたたかく包み込む。アイヌ民族のふところの深さを感じた。

2019/12/13

モリー

この本を読み、世界中の少数民族に伝わる神話や民話も読んでみたくなりました。

2019/03/23

かおりんご

絵本。作者があとがきにも書いていますが、イオマンテ(クマ送りの儀式)は、なにも野蛮なことじゃないんですよね、、、私たちだって、鶏肉や牛肉なんかを食べているわけで、でもアイヌの人たちはいただいた命にたいしてきちんとお礼をしている。ただそれだけ。けれど、この本を読む前は、『わざわざ小熊を生け捕って、大事に育てながらも殺すなんて殺生な!』なんて思った私がいたのも事実です。こうやって誤解が生じるんですね。時おりアイヌ語が挟まれていますが、これは分かりやすいです。返却までに何度か読み直します。

2018/09/18

かおりんご

再読。読めば読むほど味わい深い。殺すのは忍びないけれど、という切ない気持ちもよくわかります。無駄な殺生はしなかったというアイヌ。カムイに感謝する心が素敵です。

2018/09/20

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