as it is
as it is / 感想・レビュー
ぐうぐう
写真を撮るとは、世界を切り取る行為に他ならない。でも、本当にそうなんだろうか。本書に収められた写真の一枚一枚を見つめていると、そうではないんじゃないだろうかと思えてくる。確かに写真は、世界の一瞬を切り取った産物ではある。とはいえ、出産からの三年間を撮ったこの写真集の、その移ろいは間違いなく、一枚から次の一枚へと続いている。世界を切り取った写真達は、けれど、様々な繋がりを感じさせるのだ。子を撮っていた写真家が、いつしか子に導かれて写真を撮っていることに気付く。(つづく)
2021/02/16
遠い日
初めての子の誕生から3歳になるまでの日々の変化をレンズを通して見つめた記録。どの一瞬もとどまることを知らず流れ続ける。成長を写し取った一枚一枚が貴重な時間の証。髪の毛の先に止まる光。風を孕んだ風景。この子の世界を大切に思う気持ちに溢れて、胸押すものに浸される。
2021/04/12
しほ
どの写真も自然と娘に重ねてしまって どれも見覚えのある景色のようで落ち着く
2024/02/04
Kuliyama
女の子の誕生から立ち上がって歩くようになるまでを、周りの景色とともに美しい写真が掲載されています。
2021/01/02
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