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生きる はたらく つくる

生きる はたらく つくる

生きる はたらく つくる

作家
皆川明
松家仁之
出版社
つるとはな
発売日
2020-06-27
ISBN
9784908155079
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生きる はたらく つくる / 感想・レビュー

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はるき

 皆川さんの半生とミナペルホネンの歴史を振り返る。淡々とした語り口の中に潜む熱量は高めでも、俯瞰的な経営者の視線を持つ。「せめて100年続くように」という骨太かつロマンティックなポリシーの源泉を垣間見た気がします。

2020/08/29

デコ

表参道のお店に行った時、80代の女性がミナの服を着て格好良く働いていた。ミナペルホネンは長年着た服を修理してくれたりもする。このブランドがどうやってうまれたのか興味を持って読んだ。皆川明氏が経験してきた事、ご自身のマグロの解体のアルバイトが生地の有効利用に活かされているとか…。不器用なので上達が分かる洋服作りが向いていると思った事など、タイトルとおり生きることはたらくことつくることが結びついていた。著者の目標は100年続く企業にする事だという。

2020/08/30

ほし

全国に根強いファンを持つファッションブランド、ミナペルホネンの創業者でありデザイナーである、皆川明さんの半生と思考に迫った一冊。 かつて、あるイベントで皆川さんにお会いしたことがあるのですが、穏やかで素朴な佇まいの奥に、底知れないエネルギーと人間としての太い芯が垣間見えるような方で、まるで大木の様に感じて圧倒されました。 そんな皆川さんが、この本では赤裸々にも感じられる程に、自らの信念や思いについて語っており、数々の素敵なデザインやグラフィックの後ろにはこんなに熱い想いがあったのかと、改めて感服しました。

2020/08/12

tktcell

大切なことを刻んでくれる。何かの行動やつくったもの自身が大切なのではなく、その先にある「よい記憶」こそが大切なのだという。その「よい記憶」は生き方を変える。それほどの力をもったものは、人の精神からしか生まれないのだという。大切なもの。それを思い出させてくれる本だった。

2020/09/30

らて

ほとんど誰にも相手にされないスタートだった。帯から引き込まれました。創業したての頃の経営状況にはハラハラしてしまった。それでも、 物創りへのこだわり、遊び心、真摯な姿勢。見る度にウキウキするデザイン。 そういう物は人にちゃんと届くんだなと涙腺も緩んでしまう。 物を創り出す人って本当に素晴らしい!一度、うっかりご本人に街中でお声掛けしてしまった時、 本当に気さくに優しくお話をしてくださいました。 多くの方が魅了されるのも納得の謙虚でステキなお人柄。 人間力を学べる一冊でもあります!!

2020/07/18

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