言葉一つで、人は変わる (詩想社新書)
言葉一つで、人は変わる (詩想社新書) / 感想・レビュー
booklight
そうか、野村さんは苦労人なんだ。テスト生から入って、解雇されそうになって、そこから這い上がってきているので弱者のこともよくわかっている。引退して言葉を使う必要がでてきて本を読むようになったそうで、やはり言葉に実感がある。ぼやきが嫌味に聞こえるのも屈託があるからか。野球人として成功するにはまず人間性の確立、と野球に直接関係ないこともミーティング伝えていたのは、長期視点では必要なのだろう。サーバーエージェントの藤田社長が「稼ぐ力と人間性なら人間性を選ぶ」と言っていたのを思い出す。色々と納得。学ぶことばかり。
2019/11/02
吉積康太
読書メモ7/150📝 「野村再生工場」と呼ばれた野村克也さんの著書の中で言葉にフォーカスを当てた一冊。言葉はかける内容だけでなく、タイミング、相手の性格を熟知してかけないと響かない。響かなければ意味がないのだ。「いい人と呼ばれてるだけの人はリーダーには向いていない、厳しい言葉をかけられる人が組織を変えられる」というのは今の自分の心に刺さった。野村さんも相手に言葉をかける際、無知では相手に響かないということで様々な分野の本をたくさん読んだそうだ。私も努力をして相手に響く言葉がかけられるようになろう。
2020/01/20
わざまめっち
ぼやきのノムさんという印象があるだけで、野村さんについてはほとんど何も知りませんでした。現役引退後に努力・勉強をされていたからこその説得力や結果があったのですね。
2023/09/25
水口匠
B 野村監督の監督としての哲学が満載
2023/03/01
南拓
野球に限らず、ビジネスや教育など幅広く活用できる名著です。学級の力量は、担任の力量以上にはならない。これは、この本の中から導き出した自分の教育観の一つです。子どもたちを公社会に通用する人間に育成するためには、自分自身の学びに励み、自分磨きをしなければなりません。この本を繰り返し読むことで、更なる高みを目指していきたいです。
2021/01/23
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