成功する人は、「何か」持っている (詩想社新書)
成功する人は、「何か」持っている (詩想社新書) / 感想・レビュー
ヨータン
すごくいい本でした。成功するためには、才能や努力だけでなく、「何か」もっていることが大事だとは芸能界でもスポーツの世界でもよく言われます。そして「何か」もっている人はもともと恵まれているんだとか思われがちですが、決してそうではないと野村さんの送ってこられた人生の一端を垣間見て思いました。この本は「何か」持つ人とは?という疑問に対するたくさんのヒントを野村さんの含蓄のある言葉で教えてくれます。
2021/10/11
み
日々の努力がいかに大事か痛感させられた。感じる→考えるのプロセスも大切。精神、根性などが野球、日本社会の美徳のような時代だったときによくここまで分析、思考しているなと感心した。ノムさんのすごいなと思うところは冒頭で母が子宮がんから復帰したときに「運がいい」と感じたところだと思う。小3で既にバイトして常に腹を空かせているのにも関わらず、だ。高校の清水先生の行動にも涙が出てきた。「指導したくなるように思わせるのがプロ」「中国の古典の思想が野球に通ずるものがある」周りの人への感謝を忘れずに。進化は変化。
2020/12/30
文章で飯を食う
ノムさんの本は読みやすい。文章が良いんだな。今回の本には「努力には即効性は無い」という恐ろしい言葉があった。みんなが、すぐ、あきらめるから、努力を続けられれば成功できるんだな。
2018/09/24
シャチ
先週野村克也監督を送る会が開催されたところですが、本書は自叙伝で貧困生活から脱出し病弱だが着丈な母に楽な暮らしをさせたい!ともがき苦しみ苦難に立ち向かい南海のテスト生からプロ野球のトップに登り詰め、プレーニングマネージャーとなり、引退後も球界一の名伯楽となり日本の野球を変えた漢の物語(?)でした。目標に向かい考え抜き、努力の継続は人間性を磨き必ず廻りの人は見ており力になってくれる。縁は運を引き寄せる、他人への感謝の心をととても共感できあらためてノムサンの偉大さが理解できた。
2021/12/13
海藻
この本を読み、大切だと思ったことを3点挙げる。 1つ目は「感謝」である。人を動かす原動力となるのは、誰かのために、という他者意識だ。挫けそうな時に、この人のためにという気持ちが自分を支えてくれる。 2つ目は「努力」である。努力を続けることは難しい。なぜなら、すぐに結果として表れないからだ。努力が報われることを信じ、辛抱強く取り組むしかない。 3つ目は「思考」である。夢を叶えるためには、自己分析をして、具体的な努力を考え行動する。また、自分の限界を知り、変わらなければならない。その変化が人間の進歩である。
2019/08/10
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