ドーナツのあなのはなし (世界の絵本)
ドーナツのあなのはなし (世界の絵本) / 感想・レビュー
アキ
ドーナツの穴を発明したのは、ハンソン・クロケット・グレゴリー船長です。1931年メイン州生まれのハンソンは、1844年13歳の時帆船で働きはじめた。16歳の時船内でコックの助手をしていた時、毎朝コーヒーとパン生地をラードで揚げたものを作っていた。けれど、カリカリしてるのはまわりだけで、中のほうは生のままでベトベトで、おもりと呼ばれていた。ハンソンはふと思いついて、コショウの缶のまるいふたで真ん中に丸い穴を開けた。水夫たちにも大好評。母に教えたら「あなあきケーキ」として売り出して世界中に広まっていったのさ。
2024/05/05
☆よいこ
絵本。ドーナツの「穴」を発明したハンソン・クロケット・グレゴリー船長の伝記絵本。表見返し裏見返しいっぱいのカラフルドーナツのイラストがオシャレ!16歳のグレゴリー少年は船で船員のための朝食を作っていた。パン生地を丸めて揚げた「おもり」と呼ばれた揚げパンは真ん中は生のままでベトベトだった。ある時思いついたグレゴリーは、コショウの缶の丸い蓋をつかって「おもり」の真ん中に穴を開けた。そして揚げた「あなあきケーキ」は大評判になる。▽ドーナツの穴にきちんと発明者がいたとは知りませんでした。面白い
2021/06/26
たまきら
大好きな「本当のお話」シリーズ。ドーナッツに穴をあけることを思いついたある楽しい船長さんの人生がつづられていて、冒険心をくすぐられました。てか、19歳で船長って…30代で引退って…。娘さんとお話の後に出てくる船長の写真に笑いました。ダンキンドーナッツにお墓を作り直してもらう部分がアメリカっぽくて楽しかった。ドーナッツが大好きなおうちには是非お勧めしたい一冊です。
2020/03/19
Cinejazz
「ドーナツの穴」は、いつ、どうしてできたのか? ・・19世紀中ごろ、アメリカ人の船のコック見習いだった16歳のハンソン・グレゴリ-が、朝食を作っているときに、思いつきから出来上がったもので、最初の名前は「穴あきケーキ」と呼ばれた。水夫たちに大好評となり、世界中に広まっていき、みんなの大好きなドーナツになったってわけだわ!・・・「ドーナツの穴」発見と、その後の紆余曲折が描かれた、ユニ-クなノンフィクション絵本。🍩🍩🍩🎆
2024/05/14
わむう
公立図書館の新着本コーナーにありました。ドーナツの誕生にまつわるエピソードの物語。そのまま油で揚げるよりも、穴を開けて揚げてみたら、とっても美味しい穴あきケーキができました。ドーナツの穴を作ったのはまさか舟のコックさんだとは知りませんでした。
2019/09/30
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