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現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017

現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017

現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017

作家
瀬戸夏子
出版社
書肆子午線
発売日
2019-03-20
ISBN
9784908568206
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ジャンル

現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017 / 感想・レビュー

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この人のフィクション作品はあまり分からないし好みとは違うんだけど、日記や評論のエネルギーが非常に刺激になる。実現不可能な信頼の深さと他者への苛烈な期待、比例する(自他不可分な)甘えへの厳しさ、それらを強靭な知性と努力と欲望で鞭打ち作品を刻んでいく、そういう人物イメージを持った。弱さを晒す日記が好き、自分には到底できないということを書いていたけど、この本の編集はそういった日記の魅力を充分に生み出している。

2024/06/09

図書館で短歌誌のバックナンバーを漁ったり後追いで同人誌を集めたりして読んだ文章が1冊の本にまとまったことに喜びつつも(なにしろ1年待った)、同時に、読みたくても読めないものがある、という状態も(読んでみたらがっかりした、ということではぜんぜんなく)、それはそれで幸福なことだったのかもしれない、と少し思い、そういう風に思わせる書き手はきっと稀有。

2019/03/22

ろび

歌人、瀬戸夏子が大学時代から最近まで書き綴ったものをまとめたノートのような書籍。個人書店で題名が気になり購入した。「それにしてもたくさんのものを失った、と思う。さっきも実感した。だけど無くなってしまうものなんて、最初から、そんなもの、必要だったのか?不思議だ。」今の私には一番印象的な文章だった。

2019/05/19

kentaro mori

待望の集成。父(=穂村弘)殺しの記録。しかし、それは未だ達成されていない。

2019/03/30

KA

インタビューと日記だけ。有料noteもそうだが、瀬戸夏子の日記はなぜこうも読ませるのか。

2020/07/23

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