KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

酒の穴: 酒をみつめる対話集

酒の穴: 酒をみつめる対話集

酒の穴: 酒をみつめる対話集

作家
スズキ ナオ
パリッコ
出版社
シカク出版
発売日
2018-03-01
ISBN
9784909004741
amazonで購入する

酒の穴: 酒をみつめる対話集 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

きき

永遠に終わって欲しくない程楽しい宴の時って、大体中身の無い会話しかしていないなあと、この本を読んで考えた。「酒飲みユニット」を結成した著者2名の会話を隣で盗み聞きしているかのような対話集。まずはユニット名の素晴らしいことよ。そして羨ましい位に楽しいお酒の飲み方を知っているこの2名。美味しく飲めれば、安い居酒屋でも公園でも、ジョッキビールでもやっすい缶チューハイでも何でも良いのだ。それから酔っ払いならではのくだらない発想の数々も逸品。新元号を「三酉」(横書きにすると酒になる)にしたいと考えるセンスが大好き。

2020/07/22

さすらいのアリクイ

酒場、お酒関係の記事を色々書いていらっしゃるライター、スズキさんとパリッコさんがひたすら酒と酒周辺の話をするという本。あそこの店がよいとかあのつまみが好きという話も時々は出てくるのですが、大概はいい居酒屋は八文字で言い表せるとか、土をつまみにしたらどうかとか、水の波紋を観ながら飲むのは良いとか、かなりくだらない話ばかり。「発作的座談会」とか「ブラスト公論」みたいに、いい年の気心知れた男たちがくだらない話ばかりしている。それはだめですという方にはおすすめしませんが、そういうの好きな方にはかなりおすすめです。

2018/02/13

Nao Funasoko

本書をアテに飲めるレベル。 意味なく、くだらなく、それでいてわかる人だけにはわかる面白可笑しい会話で飲む酒っていいな。根がミニコミ指向なんでこの感覚はよく判る。少なくとも仕事の愚痴だったり人の噂バナシだったり昔話だったりで飲むよりはずっと健全だ。オレも見習っていこう。明るく陽気でスマートな飲み友だちのリョーコさん(仮名)とかジュンコさん(仮名)にもお薦めしたい一冊。(笑)(笑)

2018/02/13

イワハシ

酒飲みユニット「酒の穴」による、ただだらだらと駄弁っているような一冊。変に求道というのでもなく、ひたすら楽しさ(ぐうたらも含む)を追求しているだけの本。楽しそう

2022/03/01

justdon'taskmewhatitwas

(川の澱みに石を投げ入れて出来た)水面の波紋で飲むという。吉田健一も川の流れで飲めると書いてたが、水の動きと酔いの相性は好い気がする──。ネットラジオかポッドキャストでの会話のよう。リスナー(読者)の「ふつおた」を募集してまた飲んで話して欲しい。

2024/05/29

感想・レビューをもっと見る