外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック~
外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック~ / 感想・レビュー
タカラ~ム
2010年から始まった「読書探偵作文コンクール」の優秀作品から選りすぐった作文が掲載されている。自分が子どもの頃に純粋に本を読むことを楽しんでいたことを思い出させてくれた。読書感想文を苦手にしている子も多いけど(私も子どもの頃は嫌いだった)、本当に自分が好きな本のことだったら、いくらでも言葉が溢れてくるし、創造力も溢れてくる。この本を読んで、改めて本を読む楽しさに気付かされた。クラウドファンディングに出資した人に送られる特別付録ポー「ぬすまれた手紙」の新訳版も面白かったです。
2017/08/08
くるり(なかむらくりこ)
優れた児童書は「大人が読んでも……」と評されることがあるけど、子どもが書いた読書感想文集であるこの本は、まさに大人も、いや、大人こそ読むべき本! 形式自由なコンテストの入賞作品だけあって、子どもたちが本当に素直にのびのびと自分の気持ちを綴っている。短歌、詳細な調査資料つき、切れ味鋭い短編、高尚で深い論文、いずれも大変なクオリティ。なによりその思いの熱さは読書の楽しさの原点ともいえるし、本の感想を文章化する習慣がある人にとっては、まちがいなく共感で胸がいっぱいになるはず。そして読みたい本がまた増える!!
2017/08/02
Olga
冒頭の『っぽい』の感想文に心をわしづかみにされ、一気読み。完成度の高さもさることながら、どれも、「この本、おもしろかった!」というのが全面に出ているのがよかった。
2017/07/28
てぃうり
おとなの自分も書けない文章の数々。脱帽!読んでみたい本がまた増えた。
2017/11/21
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