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ど忘れ書道

ど忘れ書道

ど忘れ書道

作家
いとうせいこう
出版社
ミシマ社
発売日
2020-07-17
ISBN
9784909394385
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ど忘れ書道 / 感想・レビュー

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そら

9年間、ど忘れした言葉とその時のシチュエーションを書き溜めたもの。面白かった。「ど忘れ書道」このワード自体を忘れるって、、(^_^;)。読んでて、「それを忘れたらヤバいやろ~」と思ったけれど、私も人の事言えないのです。こないだ、菅田将暉が出てこなかった。。(ほらほらー、小松菜奈と結婚した人!)千鳥も。。(大吾とノブって何だっけ?)

2022/03/08

おかむら

いとうせいこうが、ど忘れ防止のため「忘れてしまった言葉を一枚の紙に、その度ごとに丁寧に書き記す」という趣味?を9年間続けた記録。独特なテンポのおかしみ。笑いのツボに入ると人前で読んだらやばい。「ヒャダイン」と「光り物」の忘れで涙が出るほど笑いの発作が来たわ。あとアンハサウェイの「何かを着た何か」って! 

2021/05/20

あじ

名著【ボタニカルライフ】の著者が“プランター”の名称をど忘れするなんてありえないよ、ヤバイっしょ。ど忘れの予防、防止、改善を目的に認められたど忘れメモだけど、回を重ねるうちにその趣旨がなんだっかさえ忘却してしまう著者が滑稽すぎる。あのなんだっけ──?ピッと支払える、、『ヤンヤン※paypay』!!という具合に海馬の誤差動を披露。思い出す過程で浮かんできた言葉を誤って書き留めてしまったり、もうしっちゃかめっちゃか。他人事だから笑えるど忘れの見本帳である。

2020/09/26

いちろく

とある本を探す時に、読メで見たから本の表紙が頭の中で浮かぶのに、著者名とタイトルが出てこない。そんな事が書店や図書館で時々あります。年々その傾向が増えているのは、気のせいと思いたい。でも現実と向き合わなければ、と自分を戒める事もしばしば。そんな私にとって、素敵なコトバを紡ぐ著者でもこんなド忘れや言い違えをするんだ、とホッとしたというか、安心したというか。クスクスと面白くページを捲りました。ただし、他人事ではない、と常に意識してしまったのは、ここだけの話。

2020/10/03

no.ma

ど忘れ書道とは、忘れてしまった言葉を一枚の紙に、そのたびごとに丁寧に書き記していくことです。私も人のことは言えないのですが、いとうせいこうのど忘れは、人名ばかりでなく、マフラーとか「思い出す」という動詞だったりして深刻です。耄碌(もうろく)という次元を超えていると嘆いています。ど忘れ書道がど忘れの予防になっているとはとても思えません。でも、自分が何を忘れたのか記録しておくのはいいアイデアですね。私もさっそく筆ペンを購入しました。

2021/10/29

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