菊地成孔の粋な夜電波 シーズン6-8 前口上とコントの爛熟期篇

zirou1984

2013年10月-2015年3月までの内容を収録した、人気ラジオの書籍化第2段。副題にある爛熟期という言葉に偽りなく、本シリーズの軸となるコントや前口上のクオリティは明らかに本作で向上している。また文学や音楽、女性に対する菊地さんの眼差しというのが垣間見れて興味深く、個人的には映画『はじまりのうた』を推している姿にテンションが上がってしまった。シーズン6のオープニングに使われていたデューク・エリントンの楽曲、聴いてみたらびっくりするくらい甘い官能の匂いが漂っていて最高でした。

2019/08/11

阿部義彦

シーズン6-8までの分をまとめてますが、ここで衝撃的発表が！なんとこの番組は急遽2018年で終了となったそうです。吃驚です。でこの続きの３巻目は果たして出るのか！未定だそうです。しかし、何よりも曲をじっくりと聴かせるのが主体で、余りラジオでかからないジャズを中心に大人向けの語り、洒落た寸劇風のコント、3回だけで終わった「金曜ロードクショー」等など、私も本では読んでも一度もラジオでは聞かないままに番組終了と相成りました。大人文化はこうして完了するのか？さてさて、菊地成孔さん、ざわちんのファンなのか、。

2019/01/19

Muromi

突き放してるようで寄り添ってくれる、活字から豊かな音楽が聴こえてくるような。

2020/09/14

1700

最終回をradikoにて元旦に聴いた。 2012年ごろポッドキャストでトーク部分のみ聴き、ハマりその後音楽と合わせた本放送を聴くようになった。 シニカルさとセクシーさ、自分の発言に自分で笑ってしまう菊地さんのキュートさに何度も楽しませてもらった。 7年間ありがとうございました。 3冊目も出ることを、願って。

2019/01/10