酒呑みに与ふる書
酒呑みに与ふる書 / 感想・レビュー
佐々陽太朗(K.Tsubota)
五月に京都で書店めぐりをしたときに買った一冊。上京区俵屋町の「誠光社」であった。装丁はあまり好きではない。表紙にごちゃごちゃと活字が踊っているしその書体も陳腐だ。美しくないのである。しかし、このアンソロジーに収められている作品の作者を見るや、これほどの豪華作家陣を目にして買わずにはいられないではないか。
2019/08/31
けぴ
先日読了したばかりの角田光代さんの『世界は終わりそうにない』のエッセイが引用されている偶然にびっくり。そのほか、村上春樹から丸谷才一まで古今東西の酒にまつわるエッセイや詩が並ぶ。はじめから終わりまで作家の経歴以外は解説らしいものはない。特定に選者によるエッセイや詩についての解説がついていると理解が深まりもっと良くなると思う。
2020/09/04
テクパパザンビア
面白かった。ボードレールの酔うことだは最高に良かった。絶えず酔うことだで勇気をもらった、今日も昼から飲める。酒呑みに与ふるのは書やなしに酒ですが…。
2019/06/18
千穂
内田樹氏の食についてのエッセイが良かった。同じテーブルを囲んで、家族が同じものを食べていてもテレビを見ていて無言であるならそれも個食。細胞レベルで、同体化出来る人と食事を共にしたい。今の私の気分。とにかく美味しいねぇと言いながら食事したいのよ〜お酒呑みながら。ふふふっ私は酒好き!
2019/12/27
あつこんぐ
図書館本。途中飛ばし読みした所もありましたが(^_^;)伊集院静さんが向かいの席で呑んでいた日馬富士に相撲をとりに行こうとして、周りから全力で止められたエピソードに爆笑してしまいました。ワテクシ、昔はワインも焼酎も飲めたのですが、最近はビールしか呑めなくなってしまいました。ウィスキーもブランデーも渋い男の人のものというイメージですが、ウィスキーはちょっと呑んでみたいです。楽しいお酒が呑みたいですねぇ。
2019/04/04
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