玉嶺よ ふたたび
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玉嶺よ ふたたび / 感想・レビュー
Rieko Ito
中国の様々な時代を舞台にした中短編集。どれもサクサクと読める。必要なところには作者が直接顔を出して解説してくれるわけだが、それは文学としての欠点でもある。20世紀以降の小説家たちの、語りに対する苦闘などみじんもない。中国と日本の文化に精通した華僑という立場でなければ書き得ないエンタメではある。推理小説としての面白さはあまりないが、それが主眼ではないのだろう。
2022/12/20
ムー
なるほどそうなるのですね。いやぁ良かった。傑作です。 著者の作品は他もどんどん読もうかな。
2023/01/16
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