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たたみかた 第2号 男らしさ女らしさ特集

たたみかた 第2号 男らしさ女らしさ特集

たたみかた 第2号 男らしさ女らしさ特集

作家
小原信治
柏木ハルコ
ネルノダイスキ
三根かよこ
神保賢志
伊藤守
柴 幸男
竹沢 うるま
千野帽子
永井 陽右
長津 結一郎
二村ヒトシ
藤田一照
ミネシンゴ
出版社
アタシ社
発売日
2018-08-07
ISBN
9784909713001
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たたみかた 第2号 男らしさ女らしさ特集 / 感想・レビュー

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午後

男らしさ/女らしさ、およびそのことによる息苦しさについて、フェミニズムを経由せずに話し合おうとする姿勢にまず驚いた。フェミニズムが社会の側から性の成り立ちを明らかにしていこうとするのに対して、この雑誌は性別を持つ個人として、自分が持つ怒りはどうしたらいいのか、どうしたらわかり合うことのできない他者と話し合うことができるのか?ということを色々な人と対話をしながら考えていく。フェミニズムは大切な考え方である一方、現状としては分断を深める一面もあるわけで、こういう別のアプローチの仕方ももっと当たり前になるといい

2019/01/28

はまち。

大衆ウケを狙って、すぐに単純化して、二元論にして対立させてしまう世の中だからこそ、複雑なものを複雑なまま考え続けたいという雑誌の姿勢に関心しました。 分かりやすくすればいいってものじゃないよね。産みの苦しみという言葉がありますが、この雑誌はデリケートな問題を扱ってるから相当な難産だっただろうな……。 内容は難しかったけど、また読み返したい。 創刊号やアタシ社から出てるほかの本も読んでみたくなった。マイナー本だから読メの検索に引っかからないだろうなぁ〜と思っていたら引っかかったのでびっくりした。

2019/08/20

akiu

2号で初読。「30代のための新しい社会文芸誌」というか、思想誌というか。「男らしさ、女らしさ特集」とありますが、内容は、その言葉から湧き上がってくる感情・情動(「怒り」)や、社会との関わり方(「固有の私」「別個と同体」)について、インタビュー(というか対話)を通じて向き合って考えてみる、という、非常に「個人的な」雑誌であると感じました。前半は、「怒り」についての思索が、対話を通じて深まる感じでとても良かった。(つづく)

2018/10/27

WAKUWAKU

特に印象的な一文、 「偶然」という言葉の持つ頼りなさが、むしろ「未来は可変」だってことを照らし出しますね。 この本で一瞬でも霧がぱっと晴れる、救われる人がいるはずだと強く思います。その後にまた霧に入ったとしても。難しいことを難しいまま考える、簡単に答えが出ないままに捉える事の大切さを改めて確認出来ました。

2021/11/26

koi

気持ちのいい雑誌

2018/10/14

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