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マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件

マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件

マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件

作家
松井彰彦
塔島ひろみ
小林エリコ
西倉 実季
吉野 靫
加納 土
ナガノハル
村山 美和
田中恵美子
小川てつオ
丹羽太一
アベベ・サレシラシェ・アマレ
石川 浩司
前川直哉
出版社
ヘウレーカ
発売日
2022-10-05
ISBN
9784909753144
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マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件 / 感想・レビュー

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宇宙猫

★★ 障害・病気・ジェンダー・国籍・考え方等々で、生きづらい思いをしている人たちのエッセイ。こういう困難があるのかという気付きにはなるけど、エッセイ集なので社会に対する不満や批判の言いっ放しが続いて、書いている人達へのモヤモヤがつのってくる。連載などで1話ずつ読んだら良かったかも。

2023/07/25

ゆーかり

“普通”じゃない、或いは自分は普通でないと思いながら生きていくこと。性暴力体験からのPTSD、身体的や精神的な障害、家族、家庭環境、ジェンダー、様々な“普通”。そういう立場でなくても力で思い通りにしようとする人々はいて同じような経験をする事がある。「足を踏まれているほうはすぐ気がつくが、踏んでいるほうは気づきにくい」本当にそう思う。踏まれている足だけでなく、踏んでいるほうの足にも目配りして研究していますという前川直哉氏。捉え方次第でマジョリティになったりマイノリティになったり。たまの石川氏は充実している。

2022/11/19

【図書室】最初から度肝を抜かれた。学校図書館に置いても良いか、出しても良いか、少し悩む。それでも、何人の生徒がこの本を手に取るかはわからないけど、出そうと思う。この本を買ったのに、置かないのは差別と一緒だと思うから。新刊紹介文、なんて書こうかなぁ🤔

2022/12/13

Invierno

一番は、ナガノさんの文章に衝撃を受け、頭を殴られたような気分になった。自分を「正常」と規定する人間のおごりを自覚させられた。そして、最後の前川さんの文章は、私もこのような姿勢で生きていきたいものだと思わされるものだった。濃くて、一つ一つ味わう気持ちで読んでいったので、大変時間がかかった。

2024/03/10

ぽぽる

ある部分で少数派性をまとっていても、その他の大部分は多数派の側に立っていて、総体的にはマジョリティだったりする。そういう場合、自らの少数派的な部分に関しては、啓発に努めたり権利を主張するが、多数派の面についてはあまり触れなかったり、人間はご都合主義的である。

2023/11/19

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