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#ある朝殺人犯になっていた

#ある朝殺人犯になっていた

#ある朝殺人犯になっていた

作家
藤井清美
出版社
U-NEXT
発売日
2020-11-11
ISBN
9784910207025
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#ある朝殺人犯になっていた / 感想・レビュー

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ケイ

予想を遥かにこえて楽しかった。お笑い芸人のコンビの関係。プロデュースする側の売り方。そして、ネットの暴走。加速度が付くと、良い場合も悪い場合も、事態の進展の速さに拍車がかかる。現在、盛り上がっている情報は、どれだけ誰が持ち込んでいるのだろう。仲間探しにTwitterでハッシュタグをつけることは肯定するが、トレンドを作るためにハッシュタグをつけて出す人は前から避けるようにしている。今回、これを読んでますますその気持ちが高まった。

2023/01/08

sayuri

浮気と書いて『うき』と読む浮気淳弥・28歳。ある朝、目覚めると充電切れのスマホ。LINEとTwitterには大量のリプライ。これは怖い。いつの間にか自分が轢き逃げ犯人となっていて過去の言動や卒アルの写真まで拡散される。昨今のSNSを見ていると、これはいつ現実に起こってもおかしくない話だと思える。たった1欠片のパズルのピースから、どんどん捏造されたピースが集まり、事実と掛け離れた1枚の大きな贋作が完成される様な恐ろしさを感じる。SNSで心がボロボロになった時を思い出し無責任な発言に怒り以上に悲しみを感じた。

2020/12/25

ちーたん

★★★☆☆初読み作家さん。U-NEXTって本まで出してるの?!それもこの本で知った!売れない芸人・浮気(うき)がある朝目覚めるとSNS上でひき逃げ犯としてされていたというお話。時効寸前。もちろん身に覚えはない。だが嘘と真実がSNS上に次々と拡散されていき…あ~こんなんなったら誰も信じられない!◆まさに現代社会の縮図と化してるSNSの怖さ。デジタルタトゥーとしてその人の人生に一生付き纏う。終盤にかけての展開はちょっとご都合良すぎって思ったけど、まぁ面白く読めました!浮気の自己紹介はつまんなかったけど笑

2021/03/23

さっこ

ある朝起きたらSNSで「ひき逃げ犯」にされていた。誰もが正義という名のもと匿名で攻撃してくる。どんどん過去の自分がネットにさらされ誰もかれもが信じられなくなる。昔ふざけたノリでやったことが晒され人格否定の攻撃が続く。エゴサーチなどで就職活動にも響き人生を棒に振る危険性もある。警察も真っ青な「特定班」なるものがSNSに存在していて、それがリアルに展開していた。誰がネットに晒し誰がひき逃げ犯なのか…最後はそんな都合よく行くのか?という気もしましたが「特定班」さすがです。軽く読める作品でした。

2021/02/15

fwhd8325

事件の解明よりも、SNSの怖さ、そしてそれに操られている人たちの怖さを感じました。

2021/02/13

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