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Distance わたしの#stayhome日記

Distance わたしの#stayhome日記

Distance わたしの#stayhome日記

作家
今日マチ子
出版社
rn press
発売日
2021-05-15
ISBN
9784910422022
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Distance わたしの#stayhome日記 / 感想・レビュー

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ぶんこ

コロナが騒がれ始めた2000年4月から始まった絵日記。水色を基調とした絵が当時の情景を表していました。住む所を選ぶ基準が図書館の近くというのが同じなので、あの頃は図書館から本を借りるのも難しかったと思い出す。普段から用事がないと外出せず、家にこもっていることが苦痛ではないので、こうしてコロナ禍の閉塞感で苦しむ人は大変だったろうなと感じました。しかし、こんな素敵な絵日記を描ける能力と感性をお持ちなのが羨ましい。絵からは怒りよりは切なさが滲むようで、今日さんにエールをおくりたくなりました。

2023/06/19

とよぽん

以前から今日マチ子さんの絵と文を読みたいと思っていた。2020年春からの、あの日々。地方によって少しずつ事情は違うと思うが、当時を振り返る冷静さを、今多くの人はもっている。辛いこと不安なことが多かったし、世の中の悪い面が顕在化、可視化した。しかし、100%マイナスではなかったと、今は思う。不要不急のこと、慣例的、なんとなくやってきたことの真価を見定めるきっかけにもなった。絵も文も静かに訴える力があると感じた。

2024/10/25

わむう

新型コロナウィルスにより緊急事態宣言が発令され、生活の全てが変わってしまった2020年4月からの街の様子や日常をイラストで日記形式に綴った本。

2021/09/09

水色系

蔦屋書店を散策してて見つけた本。絵の美しさとシンプルかつ素敵なレイアウトにうっとり。ファンになった。コロナ禍はじまってからの1年の日記で、2020年春のあのどうなってしまうんだろう感を思い出した。

2022/07/23

ちぇけら

2020年春、世界が変わった。ぼくらはDistanceとマスクで隔てられた。流行りのオンラインでは決して誰とも目が合わない。マスク越しのキスで伝わる体温は曖昧なぬるさ。ぼくらはもう、〈マスク〉を外せないかもしれない。/緊急事態も続けば日常。罹患も死亡も数値に置き換え、数が増えることを悲しむ違和感。何人かかったのか、それほど重要?/ライブハウスで音が鳴らない。好きなバンドのチケット代が払い戻されて苦しい。爆音で揺れない耳の奥がさみしい。ぼくらは不要不急に生かされていたのだよな。/「どんな光でも救いになる。」

2021/09/01

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