きつねのおきゃくさま (創作えほん)
きつねのおきゃくさま (創作えほん) / 感想・レビュー
はる
優しい物語。はらぺこのきつねが、ひよこを食べようとしますが……。褒められると、うっとりとしてしまうきつねが可笑しい。何度も同じことを繰り返すうちに、きつねは食べるためというよりも、ひよこやうさぎが太っていくのがただ嬉しくなっていったのかな。根は優しいきつねがいい。二俣英五郎さんの絵も魅力的。ラストは切ないけれど、きつねの満足そうな顔が胸に染みます。「はずかしそう」という表現が、何とも言えない…。
2023/05/11
yomineko
読み友さんからのご紹介です。皆さん、号泣されたとの事で、ドキドキしながら読みました。初めは狡猾なキツネさん。おうちにおいしそうなお客様を招待します。でも、、、人としてどうあるべきかを教えてくれた素晴らしい本でした。ずっと読み継がれているのが本当によく分かります。オススメです🦊
2022/03/05
gtn
なんと崇高な人生だろう。人は信頼してくれる者に尽くすことによって、最高の幸福感を味わうことができる。
2020/03/26
パフちゃん@かのん変更
最初は太らせて食べるつもりだったのに・・・・最後がごんぎつねにも似た切ない終わり方。でもきっとキツネは満足だったと思います。
2014/06/07
しゅわ
【図書館】大人にも読んで欲しい絵本リストからのチョイス。ある日、痩せたヒヨコに出会った腹ペコキツネ。太らせて食べるつもりで家に招待して…という捕食関係から始まるお話。ヒヨコだけでなく、アヒル、ウサギ…と次々お客様は増えていって「親切な」「優しい」「神様みたいな」と言われるたびにウットリ照れまくるキツネがキュート。ほほえましい物語だけに油断してしまいました。予想外の展開に本当にびっくりし、キツネが“はずかしそうに笑う”ところは、娘と一緒に涙しました。
2014/05/10
感想・レビューをもっと見る