ブコウスキーと町でいちばんの酔いどれ天使
ブコウスキーと町でいちばんの酔いどれ天使 / 感想・レビュー
アン・シャーリー
1995年のトーキングヘッズ叢書。山形浩生さんがブコウスキーの小説を、柳下毅一郎さんが詩を訳している。あといろんな人がいろいろ書いてる。小説「獣と同居して平気なほどイカレた男の告白」は初読のはずなのにどうも読んだことあるな、と思ってたんだが、解説によるとおそらくこの小説に書かれたエピソードが『町でいちばんの美女』に収められたいくつかの短編の原型になってるんだろう、とのこと。たしかに「精肉工場のスターダスト・キッド」なんかほぼほぼそのままである。でも訳者がちがうと、かなり味わいがちがうものですね。
2017/07/24
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