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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

作家
J・K・ローリング
J.K.Rowling
松岡佑子
出版社
静山社
発売日
2004-09-01
ISBN
9784915512513
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5) / 感想・レビュー

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Tetchy

今回のテーマは「怒り」か。今回ハリーはエゴが前面に出て、なんとダンブルドアまでにも歯向かう。まあ、お行儀のいい主人公を据えるより、現代の15歳の子供が持つ傲慢さをきちんと描く作者の姿勢に感心する。ハーマイオニーの知略の冴え、セストラルがハリーには見えなかった理由に驚いた。現実の思春期を迎えた青少年・少女が直面する苦悩を用意させ、単なる娯楽読み物として終わらせていない。過去の両親との対面が思春期のハリーの及ぼす影響などをきちんと書くこの作者は他のファンタジー作家とは一線を画していると感じた。

2009/09/25

kaizen@名古屋de朝活読書会

ルーナラブグッドとアンブリッジ先生。 面白い登場人物の種はつきない。 ハーマイオニーが始めたダンブルドア軍団。 チョウチャンという中国系の女性がハリーに近づく。 神秘部に隠されているものは何だ。

2013/04/23

抹茶モナカ

ハリーの傷の謎が解ける。シリウスの死。緻密に配置された伏線もキッチリ畳まれる。ウィーズリーの双子のホグワーツを去る姿が印象的。児童文学のはずなのに、読み飛ばせず。こんな中年になってからじゃなくて、中学生の頃とかに読みたかったな。

2013/10/28

扉のこちら側

初読。2015年1012・1013冊め。なんだか縁がなくこの巻から未読だった。まずヴォルデモート復活の影響なのか、気が立っているハリーが一層とげとげしい。ちょっとどうしちゃったのと思うくらい。登場人物に騎士団が加わり、学園ものから大人たちの世界へとより近づいてきた。シリーズ全体として登場人物みんな思わせぶりに秘密を抱えるせいで事態が悪化することが多かったが、この巻は極め付け。読むのは楽しみだけれど、読んでいる最中は苦しいな。【第9回月曜から読書会】

2015/08/24

nakanaka

ヴォルデモート卿の復活により作品の雰囲気が一変した前作の続き。今回はO.W.Lの試験に向けた学校生活とヴォルデモート一派との対決が話の中心でした。ダンブルドアの優しさと闘いの際の無双っぷりにやられました。シリウスや双子のウィズリー、パーシーなど今後が気になる人物が沢山いて次回作にも期待してしまいます。また思春期を迎えたハリーがただ素直な男の子ではなく一端の男になってきていることに感心しました。よく練られています。今作は小説として読むだけではなく映像としても観たいという気持ちが強くなるような内容でしたね。

2019/02/21

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