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異界巡礼

異界巡礼

異界巡礼

作家
小松和彦
出版社
青玄社
発売日
1992-06-01
ISBN
9784915614149
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異界巡礼 / 感想・レビュー

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ひろただでござる

小さい頃橋を渡るのがとても怖かった。なぜ足が竦むほど怖かったのか理由は覚えていない。この本にあるように川の向こうに異界を感じてたのかもしれない。歳を取れば取るほど鈍くなり不思議に思う事が無くなっていくし科学技術の進歩でますます見えざる異界が可視化されてしまう。かつては異界の魔物に引き込まれて一巻の終わり…が、今や異界に転生してラッキー!見えざるものへの畏敬や恐怖が想像力を拡大させてきたと思うけどもうそんなことは望めないか…それでも説明(が面倒くさくて)できない不思議なことは確かにある。と思う(思いたい)。

2021/09/24

Jagrass03

エッセイ集。「現代霊界考」の項において、地獄こそが現代の日本に相応しい他界観であると語り、安易で都合の良いスピリチュアルブームに警鐘を鳴らす文章は本書刊行から18年たった今でも通用すると思った。

2010/11/18

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