画家 AN ARTIST
画家 AN ARTIST / 感想・レビュー
キジネコ
とても美しい絵本です。眺めていて神様のことを考えました。私たちだけに都合のよい神様は、きっと錯覚なんだろう、って。宇宙を構成する多くの素粒子のほんの一部として存在するのが私たちだと思ってみれば、私たちが勝手に「私たちの」と神様を知ったかぶりすると、神様の本当がぼやけてしまう。画家は世界を絵で創造します。絵に限らず私たちも何かを造って壊して…の日々を繰り返す。神様を真似て同じ様なシゴトをこなす心算の私たちは、全能からは程遠いけど、時々は神様とすれ違う?のかも知れない。皆さん、最近カミサマと話してますか?
2019/04/29
ツキノ
1986年3月発行。最近わたしの中で注目のゴフスタインの本。図書館の利用者さん(同じペンギンブックスのバッグをお持ちで話しかけてしまった)返却本。谷川俊太郎訳。画家とはどういう人なのか。まるで神様のようないで立ち。最後の「画家は絵具を歌わせようとする」という文が好き。【69】
2022/03/26
魚京童!
自然のそとに 秩序をつくろうとする。
2017/05/01
ヒラP@ehon.gohon
画家はなぜ絵を描くのだろうか。 ゴフスタインは、一人の画家に自分を語らせているようです。 神に与えられた命だから、自分は絵を通してものに命を与えたいと、決意を語っているようです。 登場する画家が老人で有ることに、達観したものを感じます。 ゴフスタインのファンには必見の絵本のように思います。
2017/03/03
eche
大好きなカフェにあり手に取りました。やわらかくやさしい絵と、やさしいことば。この絵本の作者に興味が出ました。「命を使いきって描く」
2022/08/27
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