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チャペック小説選集 (3) ホルドゥバル

チャペック小説選集 (3) ホルドゥバル

チャペック小説選集 (3) ホルドゥバル

作家
カレル・チャペック
Karel Capek
飯島周
出版社
成文社
発売日
1995-06-01
ISBN
9784915730115
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チャペック小説選集 (3) ホルドゥバル / 感想・レビュー

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amanon

実際の事件を元にしているということ、田舎が舞台、主人公の妻の不貞が事件の発端ということで、つい町田の『告白』を思い出してしまった。第一部の冒頭は発話とその主体との関係がよく把握できなかったが、読み進めていくうちにこの会話と地の文が織りなすリズムがこの作品の根幹をなしているのでは?と思い当たった。それにしてもこのホルドゥバルの愚直さは一体何なのだろう?と思わざるを得ない。その一方で気になるのは、妻ポラナ寡黙ぶり。夫にあれこれ不満や注文を述べるものの、その真意は裁判の場面でも明らかにされていないのはなぜか?

2012/09/21

nukuteomika

実話に基づいたあるアメリカ帰りの男の死をめぐる悲劇。

2010/01/13

かみけん

古めかしい文体で少しじれったいようなスローな展開から一気に殺人事件の裁判に切り替わったのには驚いた。何より長年家を空けたあとの孤独感がすごい。

2023/02/09

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