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チャペック小説選集 (4) 流れ星

チャペック小説選集 (4) 流れ星

チャペック小説選集 (4) 流れ星

作家
カレル・チャペック
Karel Capek
飯島周
出版社
成文社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784915730153
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チャペック小説選集 (4) 流れ星 / 感想・レビュー

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amanon

飛行機事故で運び込まれた正体不明の男Xの生涯を推理するというストーリーに、つい手塚治虫のSFを連想してしまったが、その趣が全然違う物だった。ナース、千里眼の推理はともかくとして、最後の詩人による推理は、なぜだか場面がキューバになり、一抹の違和感が拭えなかった。殆ど唐突に場面をキューバに移した作者の意図が理解できないためか、本書の終盤部分は、半ば惰性で読んでいたような気がする。恐らくそこには某かの歴史的背景なり、作者の思いなりが反映されていた筈で、そこの所を解説して欲しかったと思う。

2012/10/06

nukuteomika

飛行機事故で、瀕死の状態で病院に担ぎ込まれた身元不明の男の正体について、信仰心篤い看護婦、千里眼を持つ超能力者、作者の分身である詩人らそれぞれがそれぞれの確信とともに物語を作り出す。正直こういう相対主義的パターンは飽きてきた。

2010/01/27

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